科目名 □オペレーティングシステム
担当教員   B.O. アプドゥハン     
対象学年   3年   クラス   [401]  
講義室   12108教室   開講学期   前期  
曜日・時限   月3   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

オペレーティングシステム(OS)とは、プログラムの実行を制御するソフトウェアで、資源割振り、スケジューリング、入出力制御、データ管理などのサービスを提供する。本講義ではオペレーティングシステムの概念と要素を学習する。オペレーティングシステムの歴史と進化、プロセス、デッドロック、メモリ管理、入出力、ファイルシステムについて解説する。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 オペレーティングシステムの概要(1)
オペレーティングシステムとは何か、OSの歴史・世界、、コンピュータハードウェアの概要
2 オペレーティングシステムの概要(2)
オペレーティングシステムの概念、システムコール、オペレーティングシステムの構造
3 プロセスとスレッド(1)
プロセス、スレッド、プロセス間通信(1)
4 プロセスとスレッド(2)
プロセス間通信(2)、古典的IPC問題、スケジューリング
5 第1回小テスト、第1回?第4回に学習した内容の試験を行う。
メモリ管理(1):基本的なメモリ管理、スワッピング、仮想メモリ
6 第1回小テスト解答、第1回小テスト解答の解説を行う。
メモリ管理(2):ページ置換えアルゴリズム、ページ置換えアルゴリズムのモデル化
7 メモリ管理(3)
ページングシステム設計の問題、実装上の問題、セグメンテーション
8 ファイルシステム(1):ファイル、ディレクトリ
9 ファイルシステム(2):ファイルシステムの実装、ファイルシステムの例
10 メモリ管理(3)
ページングシステム設計の問題、実装上の問題、セグメンテーション
11 第2回小テスト、第5回?第9回に学習した内容の試験を行う。
出入力(1):I/Oハードウェアの原理、I/Oソフトウェアの原理
12 デッドロック(1):リソース、デッドロック序論
13 デッドロック(2):デッドロックの検出とその回復
14 デッドロック(3):デッドロック回避、デッドロックの防止
 

学習・教育目標/Class Target 1.オペレーティングシステムのプロセス、スレッドについて基本的な事項を習得する。
2.メモリ管理について基本的な事項を習得する。
3.ファイルシステムについて基本的な構造と操作を習得する。
4.出入力について基本的な事項を習得する。
5.デッドロックについて基本的な事項を習得する。
 
評価基準/GradingCriteria 秀:総合点で90%以上を満たす。  優:総合点で80%以上を満たす。  良:総合点で70%以上を満たす。  可:総合点で60%以上を満たす。  
評価方法/GradingMethod ・2回の小テスト(30%)、期末試験(70%)で評価する。  
受講上の注意/Class Rules  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 計算機システム、計算機アーキテクチャ  
教科書/Text
著者名  
著書名  
出版社名  
ISBNコード  
指定図書/Assigned Books
著者名 Andrew S. Tanenbaum  
著書名 Modern Operating System, 3rd Edition  
出版社名 Prentice Hall  
ISBNコード  
著者名 A.タネンバウム著;水野忠則、その他訳  
著書名 モダン・オペレーティングシステム、第2版  
出版社名 ピアゾン・エデュケーション  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名 Silberschatz, Galvin, Gagne  
著書名 Operating System Concepts, 8th Edition  
>出版社名 John Wiley and Sons  
ISBNコード